原稿作成について

データ入稿マニュアル

データ入稿の方法

発注のしかた

  • メディアを宅急便等でお送りになる場合。
    ホームページの「お申し込み」フォームから、ご注文内容をご記入のうえ、お申し込みください。
    お申し込みいただきますと「受付番号」が表示されます。この受付番号を書いた紙を添えて、メディアをお送りください。
  • ネットで簡単にお送りになるWeb入稿の場合。
    「Web入稿の方法」の項を参照してください。

ご留意していただくこと

  • すべてのデータ出力料は無料です。
  • データに不備があった場合は、訂正が完了した時点が入稿日時となりますので、お早めにご入稿ください。

対応アプリケーションとバージョン

OSMacintosh:OSX以降
Windows : vista以降
バ−ジョン
  • Illustrator、PhotoshopともにCCまですべてに対応していますが、pdf1.4以上に保存していただければバージョンを選びません。
    ただ、PDF保存を正しくしていない場合はモアレが発生します。
  • Photoshopで作成の場合は、Photoshop PSDまたはPhotoshopEPSで保存してご入稿ください。
  • また、Illustratorやインデザイン、ページメーカー、コミックスタジオなどPhotoshop以外のソフトで作成された場合でも、推奨解像度・原寸サイズで作成し、PSD、EPS、TIFF、PDFで保存していただければ、印刷ができます。クリップスタジオで作成された場合は、TIFFで保存していただきますようお願いいたします。
ソフトの操作方法詳細につきましては、基本的にソフト製造元へお問い合わせいただきますようお願いいたします。
PDFデータで保存する
場合の注意点
■PDF変換には、フリーソフトは使用しないでください。
  • フリーソフトでPDFデータを作成された場合、いろいろな不具合が起きています。「いきなりPDF」「Adobe Acrobat」などをお勧めします。
    フリーソフトを使用されてPDF変換をされたデータをご入稿された場合に起きる印刷の不具合には、刷り直しなどの補償はできません。
  • OS自身がサポートするPDF変換は、印刷用には向きません。その場合の印刷の不具合につきましても、補償できません。
■留意事項
  • Office系アプリケーションのPDF出力
    Office系アプリケーションそのものの機能として「名前を付けて保存」から出力されるPDFも印刷用のデータとして問題があり、例えば、OpenTypeフォントがビットマップで出力されるなどの問題が発生しますので、使用しないでください。
  • ■OS自身がサポートするPDF出力
    • OS自身がサポートするPDF書き出し機能は、手軽に閲覧したりプリントするには便利であり、その範囲ではそれほど問題もありませんが、プロ品質の印刷を想定した作りにはなっておらず、またOSのアップデートで変更される可能性もあります。
    • MacのQuartzは、データに起因する具体的な問題が起きていますので、特に全ベタやイラストがある場合は使用しないでください。(文字のみの場合はこの限りではありません。)
    • Windows10におけるOSの機能としてのPDF書き出し機能についても、使用しないでください。
    ■PDFに変換の際の注意事項
    「別名で保存」で「pdfプリセット」→「圧縮」→「ダウンサンプルしない」「圧縮しない、またはZIP」にしてください。
    「ダウンサンプルする」と「圧縮JPEG」にしたままで保存するとモアレが出ます。
Photoshop
Elements
をご使用の場合
RGBでの保存となっていますので、カラーの色みがくすみます。予めご了承の上ご入稿ください。トム出版では高性能のRGB→CMYK変換ソフトを使用していますのできれいになりますが、全く同じ色というわけにはいきません。
【ご注意!】MacOSXをご使用のお客様へ(2006/2/15)

MacOSX上でデータを作成される場合には,以下の点にご注意ください。

  • MacOSXで起動し,photoshopやIllustratorをClassic環境で操作してデータを作成された場合
  • G5用のアップデータを適用されていないPhotoshop(標準状態のVer.7など)でデータを作成された場合
  • Classic環境で作成したデータをMacOSX用のStuffItなどで圧縮あるいはその逆の場合

上記の方法,あるいはその組み合わせでWeb入稿されたデータにつきましては,一連の処理中(アップロード通信中も含む)にまれにデータの破損が発生するケースが当社にて確認されております。その場合,お客さまに再度当社指定の方法でデータの再入稿をお願いすることになりますが,悪しからずご容赦くださいませ。

対応メディア

Web入稿(推奨)、CD-R、CD-RW、フラッシュメモリー
  • メディアの中に、ご入稿のデータ以外の不必要なデータは一切入れないでください。
  • 必ずバックアップをとっておいてください。
  • CD-R、CD-RWをお送りいただいた場合は返却できません。ご了承ください。

原稿作成において気をつけていただきたいこと(各ソフト共通)

モアレについて
「モアレ」が発生するのではないか? と心配され、問い合わせされる方がいらっしゃいます。
データ作成時に次の点にご注意いただき、きれいな本が出来るようご留意ください。

【モアレが発生する原因について】
「モアレ」は、トーンに使用している網点の「形」が隣合せで異なることで発生します。

【確認方法】
網点を拡大してみてください。隣り合わせで「形」が違うとモアレになります。

【モアレ対策】
@点の形が揃ったトーンを購入して貼る
Aトーンの重ね貼りをしない。
Bグレースケールで作成・保存する。網点(トーン)を使わない。

表紙サイズ

表表紙(表1)、背表紙、裏表紙(表4)を1枚の画像にして作成してください。

A4426+背幅×303(出来上がりサイズ210×297)
A5302+背幅×216(出来上がりサイズ148×210)
B5370+背幅×263(出来上がりサイズ182×257)
B6262+背幅×188(出来上がりサイズ128×182)
文庫216+背幅×154(出来上がりサイズ105×148)
新書216+背幅×179(出来上がりサイズ105×173)

単位(o) 横×縦

本文サイズ

原寸+上下左右それぞれ3ミリの塗り足しをつけて作成してください。
ページものを作成される場合は、必ず1ページにつき1ファイルを作成してください。見開きにされる場合でも、1ページにつき1ファイルを作成してください。

A4216×303(出来上がりサイズ 210×297)
A5154×216(出来上がりサイズ 148×210)
B5188×263(出来上がりサイズ 182×257)
B6134×188(出来上がりサイズ 128×182)
文庫111×154(出来上がりサイズ 105×148)
新書111×179(出来上がりサイズ 105×173)

単位(o) 横×縦

ノンブル(頁番号)
  • 本文原稿や口絵には、必ず全てのページにノンブルを入れてください。
  • ノンブルの文字サイズは、6pt以上にしてください。6pt以下の小さな文字は、乱丁になったり、作業に支障がでます。
  • ノンブルは必ず出来上がり線の内側の印刷に出る範囲に付けてください。
  • 隠しノンブルにしたい場合は、のど(本を綴じる側)で出来上がり線の端から3ミリ以内の場所へ6〜7ptの大きさで付けてください。製本すると見えなくなります。
フォルダ名、
ファイル名
  • フォルダ名には、本の名前の一部またはご注文者のお名前の一部をつけてください。必ず、半角英文字をご使用ください。記号(/, -, _, ", !, \, ~, ^ 等)や漢字、ひらがな、カタカナは使用しないでください。
    (例)「東方見聞録」という本のフォルダ名「touhouhyoshi.psd」、「marcohonbun.eps」など。
  • ファイル名には、そのファイルが何ページのファイルであるのかが分かりやすい名前をつけて保存してください。
    (例)表紙のファイル名「hyoshi.psd」、本文3ページ「03.eps」など。
  • ファイル名とノンブルは同じ番号にしてください。一致していない場合は、ファイル名を基準に印刷します。この時、データ内のノンブルは乱丁防止のため削除させていただきます。その際のクレームは受付できません。
奥付
  • 奥付のページは必ず作ってください。奥付のない原稿は、受付できない場合があります。
  • 奥付には、発行年月日、著者、サークル名、発行者への連絡方法(住所など、最低限メールアドレス)、印刷会社名を明記してください。
  • Windows、Macいずれも機械付けの「zip」で圧縮してください。
  • ファイルは、一旦フォルダに入れた後でフォルダごと圧縮してください。複数ファイルをご入稿される場合は、一つのフォルダに入れた後で圧縮してください。圧縮後、再び解凍し、開けることをご確認ください。
出力見本
  • 出力見本は不要です。
    出力見本を送られても、データとすり合わせ確認はいたしません。せりふヌケ、画像の間違い、出力見本と送られたデータが違っているなど内容の間違いにつきましては、トム出版では確認できません。
    原則、入稿されたデータのまま印刷させていただきます。ご入稿いただく際は、完成・確認済みの印刷用データのみを入れてご入稿ください。
圧縮方式
  • Windows、Macいずれもzipで圧縮してください。
  • ファイルは1つのフォルダにまとめて圧縮してください。圧縮後、再び解凍し、開けることをご確認ください。
その他、注意して
いただきたいこと
  • 入稿は「完全データ」でお願いしています。ご入稿前には必ず「チェックリスト」でご確認のうえ、間違いのないデータをご入稿くださいますようお願いいたします。
    入稿された原稿は、すぐ印刷作業に入りますので、修正のご希望には「刷り直し料金」をいただくようになります。
  • 箔押し原稿は、表紙原稿ファイルとは別ファイルで保存してご入稿ください。
  • 箔押し原稿は、モノクロ2階調で作成し、K100でご入稿ください。アミ点はご使用にならないでください。
  • ベタ面が画面ではきれいに見えてもムラがあると印刷上ではムラがはっきり分かる場合があります。ムラがないように塗ってあるか確認してください。


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